財団助成・各種募集案内
2019年度 ニッセイ財団 実践的課題研究助成
- 実施主体
- 公益財団法人 日本生命財団
- 対象事業・使途
- 【実践的課題研究助成(①『実践的課題研究』、②『若手実践的課題研究』)の趣旨】
ニッセイ財団は2001年より、研究者と実践者が協働して現場の実践をベースにして、実践に役立つ成果をあげるための実践的研究への助成を行っています。
本年度もこの実践的研究をより発展させていくために3つの分野の中のテーマに対する課題を明確にした実践的課題研究への助成を行います。
第1分野:「いつまでも地域で高齢者が安心した生活が送れるまちづくり(地域包括ケアシステム)の推進」
在宅サービス(医療・ケア・住宅等を含む)の推進、高齢者を支える介護・看護・医療連携システムの開発、実践等をテーマとします。
第2分野:人生100年時代の「高齢者の生きがい・自己実現・就業支援」
人生100年時代のライフサイクル構築への取組、高齢者ボランティアの養成等をテーマとします。
第3分野:「認知症の人が地域で安心した生活ができるまちづくり(ニッセイ財団恒久分野)」
ニッセイ財団で長く取り組んでいる分野であり、認知症ケアへ向けて医療と介護の連携、認知症の人の権利擁護の推進等をテーマとします。
【「実践的」とは次の要件を全て満たしている研究で評価要件となります】
○研究者と実践家(社会福祉士、介護福祉士、看護師、理学療法士、保健師、臨床心理士等現場の職員)が協働して取り組むこと。
よって研究組織に研究者と実践家が共に参画していること。
○実践活動をベースに、サービス開発やシステム・制度設計の提案、提言、マニュアルの作成、試行のフォローアップに取り組むこと。
○研究手法が具体的に明示されていること。
実践のデータを収集し、仮説を策定し、質的・量的な分析を通じて仮説を検証し、実践を通じて評価する実証研究の手法、
または、実践を考案し、それを試行、検証、修正を通じて理論化していくアクションリサーチの手法。
○研究結果が提案性・提言性に富み、開発された手法や提案・提言が実行性に優れ、成果の対象フィールドへの還元や他地域への波及が期待されること。
○文献調査等の予備研究が終了していること。
【助成対象者(代表研究者)】
①研究者、または実践家
※助手も対象者とします。
②実践的研究をしている45才未満の研究者、または実践家
※助手も対象者とします。
【助成期間】
①2019年10月より2年間
②2019年10月より1年間 - 助成金額
- ①1件最大400万(1年最大200万)
②総額約500万(1件最大100万) - 応募方法
- ニッセイ財団所定の※申請書に記入押印し、作成した申請書の原本1部(片面印刷)にコピー3部(両面印刷)を添付して申込先へお送りください。
※申請書
○ニッセイ財団ホームページよりダウンロードください。
○郵送による請求の場合は、ニッセイ財団事務局へ送料205円切手を同封して請求ください。 - 問合せ・申込先
- ニッセイ財団 高齢社会助成 事務局 〒541-0042 大阪市中央区今橋3-1-7 日本生命今橋ビル4F TEL:06-6204-4013 FAX:06-6204-0120
- その他
- ※募集要項をよくご覧の上、申請ください。