活動報告
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お出かけサポートボランティア入門講座が始まりました。

4月16日(水)、学び舎佐助 お出かけサポートボランティア入門講座1日目を開催しました。
1日目は「視覚障がいについて知ろう」をテーマに、「佐伯区視覚障害者の集い 白い三輪車の会」の保森代表を講師に、視覚障がいの方の見え方、家での生活や外出の仕方、白杖の意味などをはじめにお話しいただきました。

講義の後は食事のサポートの仕方の体験です。今回はお弁当で体験しました。
どのおかずがどの位置にあるかは「3時の位置に卵焼きがあります」というようなクロックポジションで説明する、お弁当の向きやお茶を置く位置は都度確認する、食べられないバランなどはあらかじめよけておく、といった具体的な説明のあと、実際に説明の体験です。みなさん、苦戦しておられました。
視覚障がい者は情報障害者とも言われているとおり、いかに普段、目(視覚)からの情報に頼っているかを実感しましたし、段差といった道の状況以外にも、景色や食事の配置など、その場の状況を具体的にお伝えすることが大切です。保森代表の「目配り、気配りが大事。」という言葉が印象的でしたし、受講生の方からは「初めて聞くことが多くとても勉強になりました。」「お話を聞いて改めて新しい発見や知識をいただけました。」などの感想がありました。