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【行事】東区青少年福祉体験講座を開催しました


3日目のちゃいちゃい夏祭りの様子です。
8月8日から10日の3日間、東区青少年福祉体験講座「Let’s TRY ミニボラ」を開催しました。

1日目は、知的障がいのある人が、どんなことに困っているのか、どんなことが苦手なのかを知るために、広島市手をつなぐ育成会東区支部の「ひろしま♡あび♡隊」による知的障がいを理解する講座を受講し、知識を深めました。
2日目は、1日目に学んだことを活かしてボランティアとして参加する、ちゃいちゃいくらぶ夏祭りへつながる準備をしました。障がいのある子どもたちのことを考え、ゲームのルールや説明の仕方を変えていくことで、障がいの有無に関わらずみんなが楽しめる行事を目指しました。
3日目は、ちゃいちゃいくらぶ夏祭りに参加する親子を迎え、2日目に準備したものを使用しながらゲームを盛り上げて、一緒に夏祭りを楽しみました。

3日間を通して、障がいは周りの人の理解や配慮によって「障がい」を無くすことができることに気付くきっかけになりました。

今回参加されたボランティアの皆さんから、
・思っていた以上に、楽しくてやりがいを感じた。
・ボランティアは、人のためにあるものだと思っていたが、自分自身も成長することができたので、自分のためでもあると思った。
・ボランティアをやりたいと思っても、今までは行動に移してこなかったが、今回のボランティアを通じて本当に良い経験ができたため、これから積極的にボランティアを行っていきたいと思った。
・自分から積極的にボランティアに取り組むことで、普段あまり交流することのない人達と関わることができ、たくさんの知識を吸収することができた。
などの感想を頂きました。

今年度は、冬休み教室と春休み教室でボランティア募集を行う予定です。
この記事を見て、参加したいと思った方は12月頃に東区社会福祉協議会のHPをチェックしてみてください。

●東区青少年福祉体験講座「Let’s TRY ミニボラ」とは
大学生以下の学生を対象に、「ボランティアをしてみたい」「子どもと関わりたい」「障がいについて学びたい」「学校では学べないことを学びたい」そんな思いを持っている学生を対象に、ボランティアの企画・活動を通して様々な体験を行い、主体的に参加する中からボランティアの楽しさ、意義を知ってもらうために「ちゃいちゃいくらぶ」とコラボしながら開催しました。

●ちゃいちゃいくらぶとは
18歳以下の障がいのある子どもたちを対象に、手をつなぐ育成会と共催で、夏休み教室、冬休み教室、春休み教室としてバスハイクなどの外出行事やクリスマス会などの季節行事を年3回開催しています。家族同士のつながり作りや学生ボランティアとの交流を通じて、親子だけでは体験できない楽しさを仲間と一緒に分かち合うことを目的としています。

1日目の講話「わかってほしい!知的障がい」受講中

疑似体験中
 

2日目の準備の様子

2日目の準備の様子

手書きのイラスト入りうちわ