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【牛田学区地域の活動紹介】牛田本町4丁目声掛けサポーター制度

 牛田本町4丁目町内会の地域住民が行っている「声掛けサポーター」という見守り活動をご紹介します。
 この活動は、孤独死が社会問題としてメディアで多く報道されていた平成23年10月に開始されました。当時から民生委員さんの見守り活動も行われていましたが、地域でもそれを補完するような活動ができないかと、町内会の役員会で声が挙がり、一人暮らしの町内会員(主に高齢者)の見守り活動が始まりました。

「声掛けサポーター制度」とは、登録者(対象者)とサポーター(見守り活動者)をペアで登録し、サポーターが週1回登録者宅を訪問して安否確認をする活動です。玄関先まで出てくるのが難しい人とはインターフォンや電話でお話をします。活動日を燃えるゴミの日に設定し、お話をしながら一緒にゴミ出しをされているサポーターさんもいらっしゃいます。
 登録の際には、緊急連絡先を記載する仕組みにして、登録者が救急搬送される際に役立ったこともあるそうです。
 また、平成27年3月から「帰宅誘導サポーター制度」も始めています。これは認知症等で徘徊している高齢者(登録者)を見かけたら自宅まで送り届けるという活動です。
 牛田本町4丁目町内会では、地域に必要な活動を積極的に立ち上げ、取り組んでおられます。これらの活動を牛田学区社会福祉協議会も応援しており、学区内の他の町内にも拡充していきたいと考えています。地域の中にある課題を「我が事」として考え、住民同士で助け合う、支え合いの輪が広がっていくと良いと思います。

 東区社会福祉協議会でも、このように地域で実際に取り組まれている活動をホームページや広報誌で紹介し、応援していきます。