区社協からのお知らせ
お知らせ一覧を見る 
一覧へ 

【行事】東区青少年福祉体験講座「Let’s TRY ミニボラ」を開催しました


「ひろしま♡あび♡隊」による講話では知的障がいへの理解を深めました。
8月9、10日の2日間、東区青少年福祉体験講座「Let’s TRY ミニボラ」を開催しました。
今年は25名の学生が参加してくれました。

1日目午前は広島市手をつなぐ育成会東区支部の「ひろしま♡あび♡隊」の皆さんによる講座を受講しました。知的障がい者の得意なことや苦手なこと、接し方次第で困りごとが解消されたり、できることが増えることなどを学びました。午後は翌日行われる「ちゃいちゃいくらぶ夏祭り」の準備をグループに分かれて行いました。ゲームのルール説明や道具の準備など、子どもたちにより分かりやすく、楽しんでもらえるよう、各グループが工夫を凝らしてくれました。輪投げ担当のグループからは、既存の輪っかだと投げた時に大きな音が出てしまうため「新聞紙で輪っかを作ったらどうか」とのアイデアが。どのグループも講座で学んだことを活かして、主体的に取り組んでくれました。

2日目は、ちゃいちゃいくらぶ夏祭りに参加する親子を迎え、一緒に夏祭りを楽しみました。最初はお互い緊張気味でしたが、ゲームを一緒にしていく中で一気に距離が縮まり、会場内は笑顔と笑い声であふれていました。

今回参加されたボランティアの皆さんからは、
・講座の内容が分かりやすく、体験しながら楽しく参加できた。
・あび隊の講義が印象に残っている。障がいのある方の聞こえ方や感じ方を知ることができ、今後の関わり方を工夫していきたいと思った。
・子どもたちがゲームに何度も挑戦したり、難しいところを教え合ったりしている姿がとても印象的だった。
・子どもの笑顔を見て自分も幸せを感じた。大変貴重な体験だった。
などの感想をいただきました。

今後も冬休み教室と春休み教室でボランティア募集を行う予定です。
参加をご希望の方は12月頃に東区社会福祉協議会のHPをチェックしてみてください。

●東区青少年福祉体験講座「Let’s TRY ミニボラ」とは
大学生以下の学生を対象に、「ボランティアをしてみたい」「子どもと関わりたい」「障がいについて学びたい」「学校では学べないことを学びたい」そんな思いを持っている学生を対象に、ボランティアの企画・活動を通して様々な体験を行い、主体的に参加する中からボランティアの楽しさ、意義を知ってもらうために「ちゃいちゃいくらぶ」とコラボしながら開催しました。

●ちゃいちゃいくらぶとは
18歳以下の障がいのある子どもたちを対象に、手をつなぐ育成会と共催で、夏休み教室、冬休み教室、春休み教室としてバスハイクなどの外出行事やクリスマス会などの季節行事を年3回開催しています。家族同士のつながり作りや学生ボランティアとの交流を通じて、親子だけでは体験できない楽しさを仲間と一緒に分かち合うことを目的としています。

「ひろしま♡あび♡隊」によるユーモアを交えた楽しい講座の様子

疑似体験では適切な声掛けも学びました。

グループワークの様子

お祭りの準備では学生さんたちの手際の良さが印象的でした。

講座で学んだことを活かしたアイデアが飛び交います。

手描きのイラスト入りのお菓子袋が完成!